第68回毎日書道展関西展(毎日新聞社、毎日書道会主催)が3日、京都市左京区の京都市美術館本館と別館、日図デザイン博物館(みやこめっせ内)の3会場で開幕した。毎日書道会の代表書家の作品や入賞・入選作など約2400点のほか、6月に亡くなった毎日書道会最高顧問・恩地春洋さんの遺作も展示され、入場者が多彩な書の世界に見入っていた。7日まで。
関西展役員らが指導する書道講座は3〜6日の午前10時半〜午後0時半。席上揮毫(きごう)会は3〜5日の午後3時。書家7人と能楽とのコラボレーション企画が6日午後2時。いずれも会場は日図デザイン博物館。
有名書家による作品解説会は3〜6日が午後1時から、7日が午前11時から市美術館本館で。担当は3日=中西浩暘さん(前衛書)▽4日=谷川玉峰さん(漢字)▽5日=畑中弄石さん(近代詩文書)▽6日=望月虚舟さん(大字書)▽7日=西野玉龍さん(近代詩文書)。
展示は、漢字▽かな▽近代詩文書▽大字書▽篆刻(てんこく)▽刻字▽前衛書−の7部門。
入場は午前9時〜午後4時半(7日は午後3時半まで)。入場料は3会場共通で一般600円、大学生400円、高校生以下無料。